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2024年　6月16日　公開

本日は、

「外壁塗装の中塗り・上塗りの色替えについて」

という内容でお話をさせて頂きたいと思います😊

外壁塗装や屋根塗装をご依頼頂く際に、お役立ちする情報となれば嬉しく思います。よろしくお願い致します！😄

外壁塗装の中塗り・上塗りの色替え

通常、外壁塗装や屋根塗装ではシーラーなどの下塗りを１回目とし、その後に中塗り上塗りと３回重ねていきます。

元はビルやマンション等の施工で手抜き防止の対策として採用されたといわれている色変え工法。

ですが、これははっきり言って住宅塗装にはおすすめはしていません。

どちらかと言えばデメリットの方が大きい方法です。

色替えをお勧めしない理由

これから、色変えのデメリットなどについて解説していきます。

①耐久性が低下する

色変えをする事で、中塗りと上塗りの塗膜の付きが悪くなる場合があります。

また、色変え用に使う中塗り塗料を在庫塗料で賄ったり、その場で顔料を混ぜて色を作ったりすると本来発揮される性能から離れてしまうので、耐久性の低下につながります。

②費用が無駄にかかってしまう

色変えで在庫塗料を使わない場合は新規で注文します。

塗料は基本的に1缶ずつでしか購入できないので、150㎡の外壁の塗装をするとして1缶で100㎡できる塗料で色変えをするなら

・中塗りに2缶（使用するのは1.5缶分）

・上塗りに2缶（使用するのは1.5缶分）

の合計4缶を発注しなければなりません。

こうなると、残りの中塗り0.5缶分、上塗り0.5缶分の塗料が余ってしまいます。

また、塗料には消費期限があるので、一度開封したら早めに使わなければなりません。

消費期限の存在もあるので、塗料の再利用は難しいです。

この分はお客様の負担となってしまいます。

③劣化すると見た目が悪くなる

チョーキング現象や変退色が見られるようになると表面の塗料が薄くなり、中塗りの色が出てくる場合があります。

数年後に塗料が劣化してきたら、上塗りの色が薄くなり中塗りの色が見えてもきます。

同色2回塗りならば中塗りの色が見えても目立たないのですが、色変えをしているとムラとなって見た目が悪くなってしまいます。

総評として、塗り回数のごまかしを防止する目的としてはいいのかもしれませんが、耐久性に関しては同色の2回塗装と比べて劣ってしまいます。

ですが良し悪しは様々ですので、エースペイントでは基本的には同じ塗料の同色がお勧めです。

ご要望があれば、色変えもさせていただけます。

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